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経理の仕事
まず、申告をされている人にとっては、避けては通れない業務の一つが経理会計業務ですが、「経理」といえばとかく面倒、難しい、数字が苦手
etc. 特に個人事業主や起業家にとっての経理は後回しと言う声をよく耳にします。
しかし、誰もが関わりをもっているというのもまた実情です。
経理の役割の1つである申告がすべてと思われがちですが、本来は会社資金運営、営業状況を把握する上でのもう一つの大きな役割もありますので、その辺もわかりやすく今後このコラムで取り上げていこうと考えております。
経理の役割って?
まず、経理の役割は自動車の計器に似ているといわれます。スピード、燃料などの確認をすることは、安全運転をする上でどうしても必要不可欠なもの。商売においても経理という計器が必要となるわけです。
そもそも燃料が無くては車が動きません。燃料メーターを見ずに走ることや、0になってあわててガソリンスタンド捜すことは、余りにも無謀です。
距離を考え現在のガソリンでどこまで走って、どこでスタンドに立ち寄り燃料を調達するのか。
資金についても全く同様なことがいえるわけで、タコメーターに変わる計器が欲しいのです。売上が上がったけど、入金はいつ?支払は?資金がなくては仕事もまわりません。
キャッシュフローの必須です。お金と車のガソリンの違いがあるとすれば、お金というのは頭で考えるよりも遥かに勢い強く大量に流出しやすいことです。そして、お金の流れを目に見えるようにするには、数字でのデータがなによりで、ここで経理の登場となるのです。
経理は申告業務と同様、安全運転をする上でかかせない大きな役割の一つといえのです。
個人でも企業でも、さまざまな商売があります。物を作る、仕入れて売る、サービス、知識技術をうる。それらのどのような商売においても、一定の資金を元手にしその元手を上回るお金を回収しようと努力しています。その中で、資金、お金の流れ(お金の流れをつかむことは、家計のやりくりと全く同じことです。)
営業管理、商品の価値、等を把握し分析、発展していくには経理の役割は絶対に必要なことです。
どんぶり勘定はNGです。
取引の発生
---商売をする時には人はもちろん、必ず物が動き、お金が動く。これを取引の発生と考えます。
例えば、イラストレーターの仕事を考えてみましょう。
仕事の依頼がありそれを取引に結びつくまでの仕事とお金の流れ。
電話で連絡−打ち合わせ−材料の調達(不足分)−作業(数日)−納品−入金
この間に、どれだけの労働と費用がかかっているか考えますよね。
何かを売ることで収益を上げることは商売においては当たり前のことですが、ビジネス的な発想のある人と無い人の差がでると考えるのは、“お金”“人”の動かし方の上手、下手なところです。
売上だけを考えても出て行くお金を管理できない、資金の流れが読めない、この大きな流れを管理することが、経理の大きな仕事として考えることになります。
簡単な例を掲げて見ましょう。
例えば オリジナルのイラスト100(一枚)を100枚売ることにします。
売上は100x100=10,000
仕入れ(印刷+材料費)が5,000
ここで、他に経費がどれくらいかかっているか。
電話代、交通費、電気代、消耗品費・・・
4,000、5,000、6,000?
10,000−5,000(仕入れ)−4,000(その他経費)=1,000(純利益)
もしも、この経費が毎月6,000、7,000、8,000となっていった場合赤字になっていってしまう。
それでは儲かったお金で計画していた大好きな旅行も出来ないし、もちろん仕事に必要な情報すら制約されてしまいます。
ではどの部分に問題があるのでしょう。仕入れが高すぎるのか、人件費?それとも??
これを解明していくためには、やはり経理のデータが重要になっていき、結果、素早い対応も出来ることになります。
さて、ここまでは玄関にやっとたどり着いてドアを開けようとしている段階です。
では実務的な経理はどこから始まるのか。
取引の発生やそれに伴う人や物の動きにより“記録”が発生します。これが簿記といわれる作業です。
電話代、交通費、材料費、電気代、設備費用、コピー、家賃、etcなど、発生するたびに計上することが最終的に申告を簡単にすませる第一条件です。
次回はこの簿記についてもう少し詳しく説明をしていきます。
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