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分析・・・いよいよ佳境
前回予算のテーマの回で、多少分析にふれたと思います。
折角ここまできて、分析はもういい!というわけにもいきませんね。
難しいことはさておいて、例えば1年間を振り返るということでもいいでしょう。
今年はもうかったな〜!
何が良かったのかな?
バブルの時代:なんであんなに皆お金があったのでしょう
仕事があった! 儲けがあった!
さまざまな社会情勢もある中で、よく生産性という言葉を耳にします。
業種の中には、生産性の低いものから、高いものまでさまざまです。
時間やコストの割には売上が低く、利益が殆どない。今のデフレ時代は、この付加価値の部分が縮小されている傾向があります。どれだけ効率よく回せるかの勝負になってきています。
生産性:
例えば:100万円で受けたリフォーム
A社:3人3日間で完了。
クレームなし翌月その仕事の結果で、再度500万円の受注あり
材料費+他=30万円
B社:5人で2日間完了
クレームあり、手直し。更に2日間
材料費+他=35万円
材料費+他=5万円
付加価値の計算算出の統一性はありませんが、売上から原価に相当する分を引いたもの。(一般管理費は引く場合もある)ただ、上記は明らかにA社の方が、付加価値が高いといえます。粗利の部分での数字が大きいほど付加価値が高いともいえます。生産性はもちろんのこと次の仕事につながる能力を持った有能な人材を抱えている付加価値。
有能な人材には、より高度な仕事を要求されますし、より高い給料を支払うことになりますので、労働生産性といわれる社員1人あたりの付加価値が会社にとってはおおきな財産となるわけです。それから、人件費は付加価値に対してどれだけの割合をしめしているかも重要なポイントになってきます。これが労働分配率といわれるものです。
この部分が会社に対してどれだけの収益を生んでいるのかが、もう一つ分析の重要な部分になるでしょう。
ただし、ここまでの細かい気配りは、1人では無理です。
営業から、実務までをこなしているのが精一杯の日々で、やはりサポートが必要となるでしょう。
時系列の意味
ここで、もう一度マメに伝票処理をするという意義について繰り返します。
期間の設定というのは、分析への重要な要素となります。
物販の商売では、季節による売上の違いや、曜日月毎に売れ筋の把握など、その後につながるデータを入手することができます。
雨の多い時は傘が売れるが、客足は?
今年は冷夏?
上手な商売人はその素早い情報や分析によって先手を打っていきます。“羨ましいくらい!”
今現在の経理会計処理は、次期の大きなデータになり、予算の元になるのです。
先ほどの、分析とはまた別の市場の分析も大切なデータ収集となります。
まとめ
さて、いよいよ今年もなんて、早いですね。残すところ3ヶ月です。
これまで、基本的な経理の処理から分析まで、ほんのうわべの部分ではありますが、お話をしてきました。ただ、何事もそうですが、実務を重ねなければ理解はできないものです。
ここで、説明された文字や例題をみても、実際は計画的な毎日の伝票処理は面倒なものです。
数字だって“嫌い!”という方も大勢いらっしゃるかと思います。
ただ、この中で少しでも会計ということに興味をもってもらえることが出来て、起業をされるかたは、経理の重要性を感じていただければと思います。
テーマを振り返る
第1回経理とは
第2回簿記
第3回仕訳
第4回P/L B/S
第5回証憑
第6回予算
各テーマについて、くどくなり過ぎないように説明してきましたが、経理という言葉で何か難しい印象があります。ただ、言葉の内部にある単純な要素に目を向けていただければ、
上記のテーマがより身近に感じられるかなと思っています。特に、第5回でお話をした、エビデンスの話や補助簿の説明がありますが、“束ねる”という言葉が出てきます。
これは、全てに深く関連する基本的で初歩的な考えかたですので、是非念頭においてほしい言葉です。
同じ種類のものを束ねればどうにかなりますし、エビデンスを持つことが重要です。
これから、伝票のまとめにはいればなんとか今年は自分で申告が出来ると思います。
出来る所までやってみよう!あとは税務署の職員の方がたすけてくれます。
最後に:
実務の経験からのお話として少しでも皆様の参考になれば幸いに思います。
ありがとうございました。
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