大坂真理子
コピーライター・年齢不使用(!?)
ある仕事を通じて主宰者と知り合い、現在に至る。
歌舞伎とサッカーしか楽しみがない人生。それでも幸せ。
水瓶座・O型。
七幕目 第一場 世紀の襲名。


満開の梅が美しい今日この頃です。
1月は海老蔵・菊之助をたっぷり堪能、2月は「ぢいさんばあさん」で泣かされ、あっという間に3月!!
待ちに待った「中村勘三郎襲名披露」がはじまっております。初日の様子などをワイドショーで見ましたが、たいへんな盛り上がりのようですね。その後、足を運んだ友人たちに聞いてみれば、口々に「素晴らしかった」を連発。私の観劇予定は、21日ですから、まだまだ先というわけで‥‥春の足音とともに、近づいてくるのを楽しみに待っている次第であります。

しかし、この公演。3月はもちろんのこと、4月のチケットもほぼ完売。主要なお席は当日、いえ予約の時点で完売という有り様らしく、海老蔵さんのときも凄かったですが、比にならない人気のほどを見せつけられた気もします。1月の歌舞伎座で中村屋さんのテーブル(エントランス脇に番頭さんが出しています)を見ますと、何やら15センチくらい積み上げられた紙があるではないですか‥。近づいて確認すると「襲名披露公演チケット申し込み用紙」たるもので、後援会の皆様方が申し込まれたもののようです。そこにあるってことは、もしかして「本日分?」。3月から5月分までの申し込みとはいえ、1日にそれだけ集まってしまうのです。中村勘九郎さんの功績が、その紙の束に集約されている気がして、心より襲名公演のご成功を祈ったものです。

そんな最中、2月に七之助さんの事件があったわけですが、これはまぁ‥多くの方が発言されているように、気を引き締めなおす好材料であったと、前向きに捉えたほうが良いかもしれませんね。ここまで順風満帆にきた襲名だからこそ、ここで悪いものを全部はき出したと思い、気持ちをあらためる良い機会だったのではないか。そのような捉え方で良いと思います。3月は七之助さんの姿を拝見することはできませんが、彼は今回のことで、ひと周りもふた周りも大きくなってくれたことでしょう。ファンとしてはそう信じていたいです。4月、もしくは5月に素晴らしい舞台を見せていただければ、それで良いです。

また、この一大イベントは、裏方さん方もたいへん忙しい思いをされていると聞きます。毎日がお祭りのようなもの。皆さま、健康を第一に乗りきっていただけることを願っております

七幕目 第二場 梅づくし。


春先、歌舞伎座の賑わいの中で楽しみにしているものの一つに、客席の晴れ着姿があります。最近は、お若い方々の和装も多くて、本当に晴れやかです。反面、着崩れている方も多くて、ちょっと驚きなんですけどね。あと、受け入れがたい着付けの方もいらっしゃいますね。銘仙にへこ帯、柄物の足袋に下駄。まぁ、最近の着物の楽しみ方としては問題ないと思います。個性もあって良いでしょう。が、しかーし、歌舞伎座にはヤだにゃん!!

せめて、ちゃんと帯くらい締めましょうよ、と言いたいですね。歌舞伎はもちろん江戸の頃から庶民のものですし、何を着て観に行くのも各人の自由。けれど、マナーというものがありますしねぇ。着物はとくに、マナーを大切にしてこそお洒落なんじゃないかな、なんてブツブツ言いたくなってくるのですわ、はい。

毎年、今時分の観劇には「梅」の柄をよく拝見します。どの梅も個性があって、それぞれ素敵です。ふたつとして同じ梅を見ることはありません。これが、着物ならではの楽しみです。私も今回は襲名披露らしく、ちょっと豪華ないでたちにしようかしら‥などと思いながら、やはり今月いっぱいしか着れない梅ででかけて行くことでしょう。梅の着物に梅の帯。梅づくしの3月です。


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